和服を世界遺産へ。

夏本番というような暑さとなっておりますが、皆様夏バテなどされていませんでしょうか?

いつもかずのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

現在、和装業界では受け継がれてきた伝統文化『和服』を世界から認められる【世界文化遺産】の登録をめざして!という動きが高まっています。

 

そこで・・・本日は『和服』のお話を少し・・・

 

洋服が日常化している現代では、『和服』は正月や婚礼・葬礼などの特別な儀式で着る特別な存在で、

着付けが難しそうというのが一般的なイメージではないでしょうか?

『和服』は一定の形を持つ着る方の体系に応じて着付けます。着付けによって着る方の体系に合わせることが可能なのです。

ですので、着付けによって印象もかなり違って見えたりもします。

 

なんとなくそのような難しいイメージがあるので、和服姿を見ると洋服より魅力的に映るのかもしれませんね。

また、『和服』は仕立て方も洋服とは違い直線裁断によって仕立てられています。

昔の日本の主婦・母はそのまた母親より教わって和服の裁縫を身に付けるのが常識でした。

『和服』は古代から現代まで受け継がれてきた日本の伝統的な衣装なのです。

 

古代の貴族が下着に用いていた小袖が、鎌倉時代以後に普段着の上着になりました。

その小袖のつくりに様々な工夫を加えて、よそ行きの和服が製作されました。

キチッと着る洋服と違って、その仕立て方法からすき間の多い和服は風通しが良く、湿度の高い日本の生活に合っています。

古代の日本人が考え出したもっとも快適な衣服の形式が『和服』であり、現在まで受け継がれてきたのです。

最近では若い世代の方々も以前に比べると『和服』に興味がある!という声も増えてきているように思います。

 

この業界に携わる一人として、これからももっともっと≪和服のすばらしさ!≫をお伝えさせていただけたらと思います。

 

そこで・・・かずのでは、今月27日(木)~31日(月)の5日間開催の【さきがけ展】にて・・・・

≪和服を世界遺産に!≫と願いを込めて、各地の世界遺産をデザインし和服の作品を展示いたします。

是非ともご覧になっていただきたいと願っております。

ご来場お待ち申しあげます。

 

 

明石・神戸で振袖・袴はかずの!