本物の手組帯を展示中!

縄文土器の中にも組み紐が残るように、組帯の歴史は縄文時代にさかのぼります。

飛鳥時代、奈良時代に入ると中国大陸から仏教の伝来とともに優れた技術の組紐の技術が

伝わります。

 

今月22日から開催中の奈良正倉院展でも数多くの世界でも見ることのできない組紐が展示されています。

聖徳太子の人物画像の矢羽根文様の二条一間組、平清盛 人物画像の〇〇など、官位五位以上の

礼服用とされていた様です。

 

 

 

現在の組帯は手組と機械組の二種類があり、生産の96%は機械組 4%未満が本手組として大変稀少価値の

ある商品として扱われています。組の方は200種類以上あり 「本手組」は製作に大変手間がかかります。

織物は 織(たて糸・よこ糸) 組(たて糸のみ) 編(よこ糸のみ)に分かれます。

 

今回 展示中の本手組は、たて糸に「玉」と呼ばれるコマに巻き その「玉」を色々置き換えることにより

「組」ができます。ネクタイの幅で 80の「玉」が必要となり 帯の幅になると250~1000ヶの「玉」が

必要となり複雑な作業を一越一超 正確に越して竹ヘラで打ち込んでいきます。

一日に数センチしかできない製作に熟練の技を必要とします。本物の手組帯をコスモス展で展示中です

是非 ご来店ください。

 

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