行って来ました!!《大阪平成中村座》

行って来ました!!《大阪平成中村座》

 

先日、念願叶って中村座の公演を観てきました。
大阪城西の丸公園に建てられた芝居小屋で、外観と館内はこんなかんじです
座席は、前から7番目のやや花道よりでした。

 

夜の部の演目は、「俊寛」シュンカンと「盲目物語」で「俊寛」は近松門左衛門の名作。
「盲目物語」は谷崎潤一郎の小説を脚色舞台化したものです。

「俊寛」は俊寛の心の機微が描かれた味わい深い義太夫狂言です。平家討伐の企ての
罪で同志と共に鬼界ケ島へ流されていましたが、赦免により帰参が許され喜ぶのですが、
同志の恋人の為に島に一人残る事になります。
その俊寛が船を見送る場面が哀れで切なくて胸をうちます。
中村橋之助さんが涙を流しての熱演でした。

「盲目物語」は、中村勘九郎さんが信長の妹お市に思いを寄せる、盲目の弥市と木下藤吉郎
(のちの秀吉)の二役を早替わりで演じます。権力を背景にのし上がる秀吉とは、対照的に
身分ちがいの恋に身をやく弥市の哀れさが胸にしみました。
最後の場面では、舞台の背景がとり払われライトアップされた大阪城がくっきり!!
おおぉ~と どよめきと拍手がなりやまずカーテンコールの嵐でした。


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